アクセス解析の見方 — まず追うべき3つの数字
解析の画面を開いたけれど、どこを見ればいいのか
アクセス解析は、開いてみたものの「数字がたくさんあって、結局どれが大事なのか分からない」となりがちです。
コミュニティ運営で最初に追う数字は、3つだけで十分です。訪問者数・新規入会・会員アクセス——「集まる→入る→戻ってくる」の3段階に、ひとつずつ対応しています。
3つの数字と、それぞれの意味
| 数字 | 意味 | 段階 |
|---|---|---|
| 訪問者数 | 何人がページに来たか | 集まる(入口の量) |
| 新規入会 | 期間内に何人入会したか | 入る(成果) |
| 会員アクセス | 期間内に何人の会員が訪れたか | 戻ってくる(定着) |
1. 訪問者数 — 入口の量を「線」で見る
まず見るのは、どれだけの人がコミュニティのページに来ているかです。ポイントは今日の数字(点)ではなく**推移(線)**で見ること。SNSで告知した週に山ができているか、何もしなかった週にどこまで下がるか——線の形が、自分の活動と数字のつながりを教えてくれます。
なお、似た数字にページビュー(PV)があります。PVは「ページが見られた回数」で、同じ人が5ページ読めば5増えます。人数を示す訪問者数のほうを主に追いましょう。
2. 新規入会 — 訪問が成果になっているか
訪問者数が入口なら、新規入会は出口、つまり成果です。「人は来ているのに入会が増えない」なら、入口ではなく途中の導線——プランの見せ方や無料コンテンツから会員限定への橋渡し——に目を向けるサインです。
逆に「入会は出るのに訪問者が少ない」なら、課題は告知の量。この切り分けができるだけで、次の一手の迷いが減ります。
3. 会員アクセス — 入ったあと、戻ってきているか
見落とされがちですが、長く続くコミュニティかどうかを決めるのはこの数字です。会員が期間内にどれだけ訪れているかは、離脱の予兆をいちばん早く教えてくれます。更新が続いた月と止まった月で、会員アクセスがどう変わるかを見てみてください。戻ってくる理由の作り方は「会員の離脱を減らすコミュニケーションの基本」で扱っています。
伸びないときに見る2つの一覧
3つの数字が頭打ちのときは、内訳を見ます。
- 参照元 — どこから人が来ているか。効いている経路が分かったら、そこへの露出を1本増やすのが先です。告知経路の設計は「メルマガとLINE、どちらで届ける?」も参考になります
- 人気ページ — 何が読まれているか。読まれているページに入会への導線があるか、を確認します
画面の見方そのものは、ヘルプの「アクセス解析の画面」にまとまっています。集計はクッキーを使わない匿名の方式なので、読者に負担をかけずに使えます。
よくある質問
Q. 解析は毎日見るべきですか?
週1回、30日の推移をながめる程度で十分です。訪問者数が少ないうちは1件の差で大きく振れるため、参考値と捉えて一喜一憂しないのがコツです。
Q. ページビュー(PV)と訪問者数はどう違いますか?
訪問者数は「何人来たか」、PVは「何回見られたか」。まず追うなら訪問者数です。
Q. 数字が伸びないときは何を確認すればよいですか?
参照元で「どこから来ているか」を見て、効いている経路を強化します。人気ページは次のコンテンツと導線置き場のヒントになります。
数字は「次の一手」を決めるためにある
3つの数字は成績表ではなく、「集まる・入る・戻ってくる」のどこに手を打つかを教えてくれる道しるべです。コミュニティの開設は無料で、開設ページから数分で始められます。開設直後の動き方は「コミュニティ開設後の30日でやることリスト」もあわせてどうぞ。
よくある質問
- 解析は毎日見るべきですか?
- 毎日でなくて構いません。日々の数字は上下するものなので、週1回、30日の推移をながめる程度が現実的です。訪問者数が少ないうちは1件の差で率が大きく振れるため、集計は参考値と捉え、一喜一憂しないことが大切です。
- ページビュー(PV)と訪問者数はどう違いますか?
- 訪問者数は「何人来たか」、ページビューは「ページが何回見られたか」です。同じ人が5ページ読めばPVは5増えますが、訪問者は1人のままです。まず追うなら人数、つまり訪問者数のほうです。
- 数字が伸びないときは何を確認すればよいですか?
- 参照元の一覧で「どこから人が来ているか」を確認し、効いている経路を1本強化するのが先です。あわせて人気ページを見ると「何が読まれているか」がわかり、次に作るコンテンツや導線の置き場所を決める材料になります。
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