返金する(注文・チケット・予約・会費)
返金は、売れたものの種類ごとにその注文の詳細画面から行います。どの画面でも操作の流れは同じで、確認のウィンドウで内容と注意書きを読んでから実行します。この記事では、返金できる場所と、実行したときに何が起きるかを説明します。
1. 返金する場所
- ショップの注文:「ショップ」→「注文」タブ→ 対象の注文を開き、「返金する」を押します。
- チケット:イベントの詳細ページ→「購入者・入場」タブ→ 対象の購入から返金します。
- 予約:予約の詳細ページ→「返金する」(事前決済のある予約にだけ表示されます)。来店済み・無断キャンセルの予約でも返金できます。サービスを終えたあとのお詫びや、クレームへの対応で返金することは実際にあるためです。無断キャンセル分を返金しない運用にしたい場合は、単に押さなければ大丈夫です。
- 会費(プラン)・回数券・商品サブスク:その会員の顧客詳細を開き、購入の一覧から返金します。
顧客詳細の「返金できる購入」に、「(決済失敗中)」と付いた行が出ることがあります。これは毎月の更新の決済が失敗している購読です。更新は止まっていても直前に成功した請求はそのまま残っているため、その分は返金できます。解約の相談といっしょに返金を頼まれることが多い状態なので、一覧にも出るようにしています。
いずれもすでに返金済みの注文には「返金する」は出ません。二重に返金してしまう操作はできないようになっています。逆に、キャンセル済みでも代金がまだ返っていない予約には「返金する」が出ます(キャンセルされたかどうかではなく、返していない決済が残っているかで判断しています)。
返金できるのは、オーナー・管理者・経理のロールの方だけです(お金にかかわる操作なので、売上と同じ範囲で管理しています)。編集・サポートのロールでログインしているときは「返金する」を実行できません。ロールごとの範囲はヘルプ記事「運営メンバーと権限」で説明しています。
2. 実行すると何が起きるか
「返金する」を押すと確認のウィンドウが開き、対象の要約と注意書きが表示されます。理由のメモ(任意)を書いて実行します。
- 返金は取り消せません。実行する前に、金額と対象が合っているかを必ず確認してください。
- 途中まで進んで止まることはありません。決済代行への返金と、権利の取り消しと、注文の状態変更は、ひとつでも失敗するとすべて元のままになります(エラーが表示されるだけで、お金も権利も動きません)。エラーが出たときは、内容を確かめてからもう一度お試しください。「返金されたのにチケットが使えるまま」といった食い違いは起きない作りです。
- お金は決済代行(PSP)から購入者へ返金されます。ナカーマが売上を預かる仕組みではないため、返金もPSP側の処理として行われます。
- 付与された権利は無効になります。発券したチケット、予約、購読(プラン)などは、全額を返金すると同時に使えなくなります。回数券は残りの回数が0になります(すでに使ったぶんは差し引いたうえで、残りだけが消えます)。デジタル商品の配信物、有料記事や講座の閲覧も受け取れなくなります。なお来店済み・無断キャンセル・入場済みのように、すでに終わったことは取り消しません(返金とは別に記録として残ります)。
- その購入をきっかけにワークフローが渡したものも、あわせて取り消されます。たとえば「商品Aを買ったら非公開トークルームへ招待」「購入したらファイルを渡す」を組んでいた場合、返金すると参加権や受け取りリンクが無効になります(運営者が手動で付与したものや、購入以外のきっかけで渡したものは残ります)。自動化の組み方はヘルプ記事「ワークフローで自動化する」をご覧ください。
- 返金した注文は、購入者のマイページの購入履歴でも「返金済み」と表示されます。
一部だけ返金した場合:コンソールの「返金する」は全額返金です。決済代行の管理画面から金額を指定して一部だけ返したときは、渡したものは取り上げられません。デジタル商品の配信物、有料記事や講座の閲覧、ワークフローが渡した参加権や受け取りリンクは、そのまま使えます。会費(プラン)や商品の定期購入も、一部返金では解約になりません——契約はそのまま続き、次回の更新も行われます。何回かに分けて返金して合計が全額に達すると、その時点でまとめて取り消されます(会費もそこで解約になります)。
一部返金にした購入は、購入者のマイページの購入履歴で「一部返金」と表示されます(「返金済み」とは別の表示です)。中身は引き続き見られますが、金額が変わっているため領収書のリンクは出ません。売上の集計には、実際に返した額と、そのぶん戻った手数料だけがマイナスで入ります(何回かに分けて返したときは、返した回数ぶんの行がそれぞれの月に並びます)。
理由のメモは運営側の記録で、購入者には表示されません。「サイズ違いのため」「重複購入のため」など、あとから見て分かる言葉で残しておくと、売上の突き合わせがしやすくなります。
3. 記録の残り方
返金は操作ログに自動で記録されます。いつ・誰が・どの注文を返金したかを、あとから確認できます(ヘルプ記事「操作ログで運営の記録を確認する」)。売上の集計でも返金分は差し引かれて表示されます(ヘルプ記事「売上と入金の見方」)。このときその取引で差し引かれていたプラットフォーム利用料も戻りますので、売上・利用料・差引がそろってマイナスで並び、取引が無かったのと同じ状態になります。返金したのに利用料だけ取られたまま、ということはありません(ヘルプ記事「決済手段の設定」)。
なお、事前決済のある予約はキャンセルすると自動で返金されます。会員がマイページからキャンセルしたときも、運営が予約詳細で「キャンセル」にしたときも同じです。返金が失敗した場合はキャンセル自体が成立しないので、「代金は預かったままキャンセルだけ済んでいる」状態にはなりません(ヘルプ記事「予約当日の運用」)。
